日  時:平成27年3月17 日(火) 17:30~19:40  
場  所:南会津町田島あたご館           
出席者数:26名
講  師:富田 寿人 氏(静岡理工科大学教授)


 南会津域内から参加されたみなさん


講義される富田寿人教授

【研修の概要】

 南会津地区の基点クラブ支援事業として、静岡理工科大学総合情報学部の富田寿人教授をお迎えし研修会が開催されました。富田氏は日本スポーツ少年団常任理事をされ、全国各地で講演や講義、実技指導をされており、今回の研修会では「子どもの運動遊び」と題して講義と実技指導が行われました。
講義では、「なぜ子ども運動しなければいけないのか」について、子どもたちの身長の変化、肥満児の割合の推移、小学生の1週間の総運動時間と体力、握力の経年変化とのデータをもとに説明されました。身長は伸びているが、肥満児の割合は高く、1日10分も運動しない(通学と体育は除く)児童の割合も高いこと。また、握力でも現在の20代は現在の40代、50代が20代の頃と比較すると数値が下回っていると述べられました。こうした現状から、このままでは体力の無い大人を育てることになり、その後が危惧されることから、運動嫌いの子どもをつくらない必要性について述べられました。また、そうした子どもたちに遊びを仕掛けるポイントについても解説され、特に、子どもの行動を変えるには、保護者の関わりが大きく、スポーツの話をしたりスポーツを見たり、運動している様子をほめたりすることが大切であるとのことでした。


ジャンケンを取り入れた運動遊び
握手をしながらジャンケンの勝敗でいろいろな動きをしました。

スキップに手拍子を取り入れた運動遊び
スキップしながら、頭の上で手を2回たたいたり上と下でたたいたりしました。

相手の動きをまねた運動遊び
相手と全く同じ動きをしたり、反対の動きをしたりします。

実技指導では、ジャンケンをして勝ったら○○、負けたら○○と条件を変えた動きをしたり、スキップしながら手拍子を行ったり、むかでドッジやところ天鬼の紹介をしたりするなど、コーディネーショントレーニングを中心に行われました。指導の中で、単に運動を教えるのではなく、その運動がもたらす効果やどの競技に通じる動きなのか系統性も交えての解説で、参加者もわかりやすく楽しい内容でした。
 約2時間の研修会でしたが、あっという間の時間でした。単に動きだけの紹介や指導だけでなく、現在の子どもの状況を説明していただき理解した上での実技指導であり、非常に役立つ実り多い研修会になりました。


御礼を述べる湯田ゼネラルマネジャー
今回の研修会を南会津の子どものために生かしていきたいことが述べられました。