日  時:平成28年9月29日(木)  
視 察 先:宮城県角田市 スポーツコミュニケーション・かくだ
参加者数:11名

【研修の概要】

 9月29日に相馬地区エリアネットワーク事業のクラブ視察研修会が行われました。今年度は、助成金に頼らず地域の各種団体と綿密な連携のもとクラブ経営をされている、宮城県角田市の「スポーツコミュニケーション・かくだ(以下:スポコム・かくだ)」を視察先としました。相馬地区からは5クラブ10名の関係者の方々が参加されました。
 始めに基点クラブのNPO法人はらまちクラブの江本理事長から、御礼と本視察研修の目的等が述べられました。続いてスポコム・かくだの草間会長から、クラブ設立の経緯やこれまでの取組みの概要が説明されました。常に「地域のために何ができるのか。」ということを考え、地域の実情に応じた事業を展開している様子が大変参考になりました。


クラブマネジャーの遠藤氏 
クラブの各種データをもとに詳細な説明をしてくださいました。

 続いて、クラブマネジャーの遠藤氏からクラブ経営に関する詳細な説明が行われました。遠藤氏は本県のクラブマネジャー養成セミナーでも講師としてお招きしており、本県とのゆかりも深い方です。スポコム・かくだは平成27年度はtoto助成を申請せず、会費を倍増することで自主運営に取り組みました。会員は2割ほど減りましたが、会員等に対する丁寧な申請打ち切りに関する説明や会費増に伴う新教室開設により平成28年度は会員を増やすことに成功しました。地域資源を有効に活用した教室(ボート・科学教室・チアリーディング等)、スポーツ初心者にターゲットを絞った教室の開設等、その工夫は多岐に渡ります。また、教室の指導者を各協会に申請し、個人ではなく協会に運営費を納める仕組みを構築したことも会費のみで運営できる要因の一つとなっています。
 「クラブ運営者、ならびにスタッフがビジョンを明確にもち、それを共有し、地域のためにできることは何かを考え、地域の人・モノ・資源等を効果的に活用し、地域全体を巻き込んで事業を展開していく。」ことがクラブの自主自立につながっていくことを改めて実感することができた視察となりました。

 


会長の草間氏を囲んで集合写真 
会長の情熱がクラブを牽引しています。