日  時:平成29年12月7日(木)  
視 察 先:NPO法人ただみコミュニティクラブ
     只見町立只見小学校
参加者数:13名

 

 

 

研修の概要】
 12月7日に県中地区エリアネットワーク事業視察研修が行われ、地区からは3クラブ11名の関係者が参加しました。今年度は、事業展開を次々と構想し実現させ、自治体からの信頼も厚く町から委託される事業が多い「NPO法人ただみコミュニティクラブ」と、放課後児童対策「子育てひろば事業」を実施している只見町立只見小学校を視察しました。
NPO法人ただみコミュニティクラブ


クラブの理念について、平山理事長にお話をいただきました。
「クラブは人づくり」


平山マネジャー手作りケーキをいただきながら、クラブの概要を聞きました。「ごちそうさまでした」

 

 始めに、平山忠夫理事長より、クラブ運営の理念についてお話しをいただきました。印象的だった話は、「クラブで人を育てる」ということでした。お金をかければ簡単に育てられるかもしれないが、時間がかかってもお金をかけずに人を育てることで、人間味のある人を育てることができる。クラブに関わっていれば、毎日人づくりに関わることができるので、生きている限り関わっていきたいし、一日一日、何か人の為になることをやり続けていきたいとのことでした。
 次に、平山真恵美マネジャーよりクラブの概要について説明がありました。2014年6月に只見町が「ユネスコパーク」に登録されたことで、町として財源が豊かになりその恩恵をクラブも受けているとのことでした。そのため、恩返しとして、クラブが地域の為にできることや、地域の課題を解決する一助になることを常に考えているとのことでした。その現れの一つに、町からの委託事業のほとんどが、ただみコミュニティクラブからの提案型であることが挙げられるでしょう。さらに、将来的には、全戸会員・会費無徴収にしていきたい考えもあるようでした。クラブが、地域になくてはならない存在になっていることを感じることができました。
最後に、参加者から、放課後児童対策等のスタッフの確保や有名アスリートやオリンピアンの依頼の仕方等の質問がありました。平山マネジャーからの回答で共通していたことは、「コミュニティの大切さ」でした。何度も足を運び、顔を合わせ会話することで、信頼を生み、人とつながり、口コミで広がり紹介していただけるようになるとのことでした。総合型スポーツクラブの原点を見せていただいたような気がしました。
只見町立只見小学校  

 

 ただみコミュニティクラブの目玉事業の一つ「子育てひろば事業」が行われている只見町立只見小学校での活動も視察させていただきました。当日は、授業参観日で懇談中だったため、只見小学校の図書室で文化的な活動を見学させていただきましたが、スタッフが携帯しているファイルには、指導方針や年間プログラムが綴じてあり、いつでも確認できるようになっていました。指導する側もされる側も、安心して参加できるシステム作りがきちんとできており、とても参考になりました。

資格をもったスタッフに見守られて、子どもたちは安心して活動していました。


地域性や地形を生かしたクラブ運営をしていて、とても参考になりました。

 

 この視察研修を通して感じたことは、クラブの理念がしっかりしていること、その地域に合った(身の丈に合った)活動をすること、顔と顔を合わせコミュニケーションを大切にしていることが、継続可能なクラブ運営の秘訣であるということでした。また、町との信頼関係を築き、行政が力を入れていく事業を受託していくなど、自主財源を増やし自立していく経過をイメージさせてもらいました。さらに、平山マネジャーの細かな所までの心配りや人を惹きつける人柄が、さらに継続可能なクラブにしていることは言うまでも無いことです。